C型肝炎について
(一般的なQ&A)

平成13年4月

<作成>
厚生労働省

<作成協力>
財団法人 ウイルス肝炎研究財団
社団法人日本医師会感染症危機管理対策


目次

「C型肝炎について〜一般的なQ&A」について

【簡易版】
簡Q1:C型肝炎とは?
簡Q2:C型肝炎の原因は?
簡Q3:C型肝炎ウイルスはどのようにして感染しますか?
簡Q4:C型肝炎ウイルスは輸血(血液製剤も含む。)で感染しますか?
簡Q5:C型肝炎の症状は?
簡Q6:C型肝炎の検査法は?
簡Q7:C型肝炎の治療法は?
簡Q8:C型肝炎ウイルス感染の予防法は?
簡Q9:C型肝炎になると肝硬変や肝がんになりますか?
【詳細版】

C型肝炎とは?
詳Q1:C型肝炎とは何ですか?
詳Q2:C型肝炎の原因は何ですか?
詳Q3:C型肝炎になると、どのような症状がありますか?
診断と検査
詳Q4:C型肝炎の検査はどこで受けることが出来ますか?
詳Q5:C型肝炎を調べるには、どのような検査がありますか?
詳Q6:C型肝炎の検査費用はいくら位かかりますか?
詳Q7:C型肝炎ウイルス抗体検査では偽陽性がありますか?
詳Q8:C型肝炎ウイルス抗体検査では偽陰性がありますか?
詳Q9:感染後どのくらいの期間が経てば、「C型肝炎ウイルス抗体検査」でウイルスに感染したことが分かりますか?
詳Q10:感染後どのくらいの期間が経てば、「C型肝炎ウイルスRNA検査」でウイルスに感染したことが分かりますか?
詳Q12:C型肝炎ウイルス抗体が陽性であることが分かったら、どうすればいいですか?
詳Q13:C型肝炎ウイルスに感染していても肝機能検査が正常の場合がありますか?
C型肝炎ウイルスはどのようにして感染するか?
詳Q14:C型肝炎ウイルスはどのようにして人から人へ感染しますか?
詳Q15:C型肝炎ウイルスは医療行為(歯科医療含む。)で感染しますか?
詳Q16:C型肝炎ウイルスは性行為で感染しますか?
詳Q17:C型肝炎ウイルスは家庭内で感染しますか?
詳Q18:C型肝炎ウイルスは輸血で感染しますか?
詳Q19:献血血液の安全性向上のためにどのような予防対策が取られていますか?
妊娠と授乳
詳Q20:妊婦はC型肝炎ウイルス抗体を検査しなければいけませんか?
詳Q21:C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供への感染のリスクはどのくらいですか?
詳Q22:C型肝炎ウイルスに感染している母親からの授乳には注意が必要ですか?
詳Q23:C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供には検査が必要ですか?
予防
詳Q24:C型肝炎ウイルスに感染している人が他人へのC型肝炎ウイルス感染を予防するにはどうすればいいですか?
詳Q25:一般に血液からの感染を予防するにはどうすればいいですか?
詳Q26:C型肝炎ウイルスに感染している人は性行為で何に気をつければいいですか?
詳Q27:C型肝炎ウイルスに感染している人は何に気をつけて生活すればいいですか?
詳Q28:C型肝炎ウイルスに感染している人はA型やB型肝炎の予防接種を受けた方がいいですか?
C型肝炎ウイルス感染の長期予後
詳Q29:C型肝炎ウイルスに感染している人が、慢性肝炎、肝硬変、肝がんになる、あるいは死亡するのはどれくらいの割合ですか?
詳Q30:C型肝炎で肝臓以外に症状がでますか?
C型肝炎の管理と治療
詳Q31:C型肝炎ウイルスに感染している人の治療には専門医への相談が必要ですか?
詳Q32:C型肝炎はどのように治療しますか?
詳Q33:治療費用はいくら位かかりますか?
詳Q34:インターフェロン療法は効果がありますか?
詳Q35:リバビリンとインターフェロンの併用療法を受けることが出来ますか?
詳Q36:インターフェロン療法の副作用にはどのようなものがありますか?
詳Q37:インターフェロンによる症状や副作用を軽減する方法にはどのようなものがありますか?
詳Q38:インターフェロン療法は子供にも行えますか?
遺伝子型
詳Q39:ウイルスの遺伝子型とは何ですか?
詳Q40:C型肝炎に感染している人の治療にはウイルスの遺伝子型を調べる必要がありますか?
詳Q41:なぜ多くの人で感染が持続するのでしょうか?
詳Q42:違う遺伝子型のC型肝炎ウイルスに感染しますか?
C型肝炎と保健医療従事者
詳Q43:針刺し事故によるC型肝炎ウイルス感染のリスクはどのくらいですか?
詳Q44:C型肝炎ウイルス陽性の血液に触れた保健医療従事者はどのように経過観察すればよいですか?
詳Q45:C型肝炎ウイルスに感染した保健医療従事者は仕事上の制限を受けますか?


「C型肝炎について〜一般的なQ&A」について

 我が国のC型肝炎の持続感染者は、100万人から200万人存在すると推定されていますが、自分自身が感染していることを自覚していない者が多く、さらに近年の知見によれば、感染者の中から肝硬変や肝がんへ移行する可能性があることが分かってきました。
 厚生労働省は、外部の専門家からなる「肝炎対策に関する有識者会議」を設置し、平成13年3月に専門の立場からC型肝炎を中心とした今後の肝炎対策の方向性について報告書をとりまとめていただきました。この中では、最近急速に知見が集積されてきたC型肝炎について、国民向けのQ&Aを作成し、わかりやすい知識の普及を行う必要性を指摘されています。
 国民の方々が、C型肝炎に関する正しい知識を身につけることによって、病気の早期発見や重症化予防に結び付けることができるとともに、感染者に対する言われなき差別や偏見の除去にもつながります。
 今回、厚生労働省では、「肝炎対策に関する有識者会議」の委員、財団法人ウイルス肝炎研究財団に所属する肝炎の専門家、社団法人日本医師会感染症危機管理対策室などのご協力をいただきながら、「C型肝炎について〜一般的なQ&A」を作成しました。関係機関のご協力も得ながら、広く国民への情報提供となるよう活用したいと考えています。
平成13年4月


【簡易版】

簡Q1:C型肝炎とは?

 C型肝炎は肝臓の病気です。
 肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。
 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、重症化するまでは自覚症状の現れないケースが多くあります。これは本来肝臓がもっている予備能の高さに由来しています。このことを正しく認識し、症状がなくてもきちんと検査をして病気を早く発見することが大切です。
 肝臓の働きには、

・栄養分(糖質、たん白質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝、
・血液中の薬や毒物の活性化、分解、解毒、
・出血を止める、
・ホルモンの調節、
・胆汁の産出と胆汁酸の合成
・身体の中に侵入したウイルスや細菌と戦う、
などがあり、我々が生きていくためには健康な肝臓であることがとても大切です。

簡Q2:C型肝炎の原因は?

 C型肝炎はウイルスの感染によっておこります。
 ウイルスとは、細菌よりもっと小さな生物で、いろいろな病気の原因となります。例えば、インフルエンザはインフルエンザウイルスの感染によっておこります。ウイルスはヒトからヒト(動物からヒトへ感染することもありますが)へと感染します。C型肝炎を引き起こすウイルスは、C型肝炎ウイルスと呼ばれています。

簡Q3:C型肝炎ウイルスはどのようにして感染しますか?

 C型肝炎ウイルスは感染している人の血液が他の人の血液内に入ることによって主として感染します。
 C型肝炎ウイルスが感染するのは以下のような場合です。

・C型肝炎ウイルスが含まれている血液の輸血等を行った場合
・注射針、注射器を感染している人と共用した場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人の血液が付着した針を誤って刺した場合(特に、病院などで働く人たちは注意が必要です。)
・C型肝炎ウイルスに感染している人に使用した器具を適切な消毒などを行わずにそのまま用いて、入れ墨やピアスをした場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人と性行為を行った場合(ただし、まれ)
・C型肝炎ウイルスに感染している母親からの生まれた子供の場合(ただし、少ない)
以下のような場合にはC型肝炎は感染しません。
・C型肝炎ウイルスに感染している人と握手した場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人と抱き合った場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人とキスした場合(唾液では感染しません)
・C型肝炎ウイルスに感染している人の隣に座った場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人と食器を共用した場合
・C型肝炎ウイルスに感染している人と一緒に入浴した場合

簡Q4:C型肝炎ウイルスは輸血(血液製剤も含む。)で感染しますか?

 平成4年(1992年)以前に輸血(や臓器移植手術)を受けたことがある方は、当時はC型肝炎に感染した血液か否かを高感度で検査する方法がなかったので、C型肝炎に感染している可能性があります。
 また、フィブリノゲン製剤の投与を受けた方(フィブリン糊としての使用を含む。)、又は昭和63年(1988年)以前に血液凝固第VIII、第IX因子製剤の投与を受けた方は、C型肝炎ウイルスの不活化が十分になされていないものがありましたので、C型肝炎に感染している可能性があります。
 上記に該当する方は、主治医に相談し、C型肝炎の検査を受けましょう。

簡Q5:C型肝炎の症状は?

 C型肝炎ウイルスに感染していても症状がない場合が多くあります。一般的に症状が重いとされる急性肝炎の場合でも自覚症状がみられる人は2〜3割程度で、全身けん怠感に引き続き食欲不振、悪心・嘔吐(おうと)などの症状が出現することがあります。これらに引き続いて黄疸(おうだん)が出現することもあります。他覚症状として、肝臓の腫大がみられることがあります。
 慢性肝炎の場合では、自覚症状のない場合が非常に多いと言われています。

簡Q6:C型肝炎の検査法は?

 C型肝炎の検査のためには、まず血液検査をする必要があります。
 血液検査では、C型肝炎ウイルスの遺伝子や抗原、抗体を調べ、C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを判定します。
 また、肝臓の細胞が壊れたときなどに血液中に放出される肝臓の酵素(AST、ALT(かつてはGOT、GPTと呼んでいました。)など)を調べ、肝炎の活動度を判定します。
 さらに、肝臓の生検を行うこともあります。医師が皮膚の上から針を使って肝臓を刺し、肝臓から非常に小さな組織片を採取し顕微鏡で観察し、C型肝炎の徴候や肝炎の進展度を判定します。

簡Q7:C型肝炎の治療法は?

 C型肝炎の治療薬には、現在、インターフェロンと呼ばれる薬があります。
 インターフェロンは注射で投与します。現在、インターフェロンの標準的投与期間は6ヶ月とされています。インターフェロンの効果は、感染している人のウイルスの状態や肝炎の進展度等によって異なります。また、副作用があることも知られています。専門の医師の診断にもとづいて適切な治療を行う必要があります。

簡Q8:C型肝炎ウイルス感染の予防法は?

 まだ、感染予防のためのワクチンは出来ていません。しかし、C型肝炎ウイルスは感染力が非常に弱く感染予防は可能です。要は、感染している人の血液になるべく触れないことです。具体的には、以下のようなことに気をつけてください。常識的な社会生活を心がければ、感染することはないと考えられています。

・注射器や注射針を共用しない。
・歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない。
・他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける。
・入れ墨やピアスをするときは、清潔な器具であることを必ず確かめる。
・よく知らない相手との性行為にはコンドームを使用する。
 なお、現在、献血された血液はC型肝炎ウイルスのチェックが行われており、ウイルスが含まれる場合は使用されていません。
 C型肝炎ウイルスに感染している、あるいは感染の疑いのある場合、C型肝炎ウイルスの検査の目的での献血は決して行わないようご協力をお願いします。

簡Q9:C型肝炎になると肝硬変や肝がんになりますか?

 C型肝炎ウイルスに感染すると多くの人が持続感染の状態となるが、その内の多く人が慢性肝炎となり、その一部が肝硬変、肝がんへと進行すると言われています。
 C型肝炎ウイルスに持続的に感染している40歳以上の100人が、治療等をしなかったと仮定した場合、以下のようなデータがあります。

65〜70人が慢性肝炎
20〜30年後に10〜16人が肝硬変
この10〜16人のうち、5〜10人が肝硬変や肝がんで死亡
 しかし、適切な治療を行うことで病気の進展を止めたり、遅くすることができますので、C型肝炎ウイルスに感染していることが分かった人は、必ず医療機関を受診して病気の状態等の診断を受けて下さい。


【詳細版】

C型肝炎とは?

詳Q1:C型肝炎とは何ですか?

 C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。
 肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。
 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、重症化するまでは自覚症状の現れないケースが多くあります。これは本来肝臓がもっている予備能の高さに由来しています。このことを正しく認識し、症状がなくてもきちんと検査をして病気を早く発見することが大切です。
 肝臓の働きには、

・栄養分(糖質、たん白質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝、
・血液中の薬や毒物の活性化、分解、解毒、
・出血を止める、
・ホルモンの調節、
・胆汁の産出と胆汁酸の合成
・身体の中に侵入したウイルスや細菌と戦う、
などがあり、我々が生きていくためには健康な肝臓であることがとても大切です。

 C型肝炎の特徴を簡単にまとめると、以下のとおりです。

・血液を介して感染する。
・急性期では、A型、B型に比べて症状が軽い。
・C型急性肝炎の多くは慢性化する。
・慢性化すると、自然治癒はまれである。
・経過とともに肝硬変、肝がんになる人がいる。

詳Q2:C型肝炎の原因は何ですか?

 C型肝炎の原因はC型肝炎ウイルスです。長い間血液伝播(でんぱ)型(血清肝炎型)の非A非B型肝炎ウイルスと呼ばれてきましたが、ウイルス遺伝子の一部が、昭和63年(1988年)に米国で分離・同定され、C型肝炎ウイルスと命名されました。C型肝炎ウイルスは、感染している人の血液が他の人の血液内に入ることによって感染します。

詳Q3:C型肝炎になると、どのような症状がありますか?

 C型肝炎では、A型肝炎やB型肝炎に比べ、急性期の自覚症状の出現率は低く、C型肝炎ウイルスに感染していても症状がない場合が多くあります。一般的に症状が重いとされる急性肝炎の場合でも自覚症状がみられる人は2〜3割程度で、全身けん怠感に引き続き食欲不振、悪心・嘔吐(おうと)などの症状が出現することがあります。これらに引き続いて黄疸(おうだん)が出現することもあります。黄疸以外の他覚症状として、肝臓の腫大
がみられることがあります。
 慢性肝炎の場合では、自覚症状のない場合が非常に多いと言われています。


診断と検査

詳Q4:C型肝炎の検査はどこで受けることが出来ますか?

 C型肝炎の診断のための検査は、血液検査で行うことができます。ほとんどの病院や診療所でこの検査が可能です。

詳Q5:C型肝炎を調べるには、どのような検査がありますか?

 C型肝炎の検査のためには、まず血液検査をする必要があります。
 C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べる血液検査にはC型肝炎ウイルス抗体検査、C型肝炎ウイルスRNA検査(定性、定量)、C型肝炎ウイルス遺伝子型検査などがあります。
 感染早期にはC型肝炎ウイルス抗体検査では陽性にならないことがあるため、C型肝炎ウイルスRNA定性検査を行う場合があります。
 また、肝臓の細胞が壊れたときに血液中に放出される肝臓の酵素(AST、ALT(かつてはGOT、GPTと呼んでいました。)など)を調べ、肝炎の活動度を判定します。
 さらに、肝臓の生検を行うこともあります。医師が皮膚の上から針を使って肝臓を刺し、肝臓から非常に小さな組織片を採取し顕微鏡で観察し、C型肝炎の徴候や肝炎の進展度を判定します。

詳Q6:C型肝炎の検査費用はいくら位かかりますか?

 肝炎の症状がある場合で、医師が必要と判断した際には医療保険が適用となります。この場合、患者さんの負担については、例えば健康保険本人の場合では2割負担となります。
 症状が全くない場合、医療機関で検査を受ける際には自由診療となり、医療保険の適用とはなりません。具体的な料金等については、医療機関に相談して下さい。

詳Q7:C型肝炎ウイルス抗体検査では偽陽性がありますか?

 あります。偽陽性とは、本当は抗体が陰性なのに検査では陽性となる場合です。これは、献血者などC型肝炎に感染している可能性が低い多人数の集団を検査した場合に起こることがあり、このような場合には正しく陰性と出るような補助的なC型肝炎ウイルス抗体検査を行って確認する必要があります。
 C型肝炎ウイルス抗体検査が正しく陽性と判定された場合でも、ウイルスが「現在、体の中にいる場合」とウイルスが「体の中から排除された後の状態(=感染既往)」とがあります。ウイルスが現在、体の中に「いる」か「いない」かの最終判定は、C型肝炎ウイルスRNA定性検査や抗原検査によります。

詳Q8:C型肝炎ウイルス抗体検査では偽陰性がありますか?

 感染早期等では偽陰性があり得ます。それは、感染早期には検出可能レベルまで抗体価が上昇していないことがあるからです。しかし、数ヶ月後に検査すれば、陽性になります。

詳Q9:感染後どのくらいの期間が経てば、「C型肝炎ウイルス抗体検査」でウイルスに感染したことが分かりますか?

 C型肝炎ウイルス抗体は、症状出現期では10人中7人、症状出現3ヶ月後では10人中9人に確認できます。しかし、C型肝炎ウイルス抗体がある場合でも、C型肝炎の多くの場合は無症状です。

詳Q10:感染後どのくらいの期間が経てば、「C型肝炎ウイルスRNA検査」でウイルスに感染したことが分かりますか?

 C型肝炎ウイルスはウイルス感染1〜2週間後には検出可能となります。

詳Q11:どのような人がC型肝炎の検査を受ければよいですか?

 以下のような方々は、C型肝炎ウイルス感染の可能性が一般の方々より高いと考えられています。

a. 1992(平成4)年以前に輸血を受けた者
b. 長期に血液透析を受けている者
c. 輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された者
d. cと同等のリスクを有する非加熱凝固因子製剤を投与された者
e. フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む。)を投与された者
f. 大きな手術を受けた者
g. 臓器移植を受けた者
h. 薬物濫用者、入れ墨をしている者
i. ボディピアスを施している者
j. その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにも関わらず、その後肝炎の検査を実施していない者、感染率の高い地域に住んでいる者等)

詳Q12:C型肝炎ウイルス抗体が陽性であることが分かったら、どうすればいいですか?

 C型肝炎に詳しい医師による精密検査が必要です。まず、C型肝炎ウイルスRNA定性検査を受け、「現在ウイルスに感染している」のか、「過去にウイルスに感染したことがある(=感染既往)」かを判別します。同時に血液中の肝酵素:ALTを測定します。肝臓に炎症があると、ALT値が上昇します。検査の結果、慢性肝炎と診断された場合には、特に治療が必要になります。

詳Q13:C型肝炎ウイルスに感染していても肝機能検査が正常の場合がありますか?

 あります。C型肝炎患者の肝酵素(ALT、AST)値は変動しますから、ある時は正常値、別のある時は異常高値という場合があります。慢性肝疾患があっても1年以上肝酵素値が正常の方もいます。肝酵素値が正常範囲内であれば、3〜4ヶ月ごとに肝酵素値を再検査するとよいでしょう。肝酵素値が正常範囲を維持するようであれば、6〜12ヶ月に1回程度の検査で十分となるかもしれません。肝機能検査が正常な場合の検査の間隔等は、主治医の指示に従って下さい。


C型肝炎ウイルスはどのようにして感染するか?

詳Q14:C型肝炎ウイルスはどのようにして人から人へ感染しますか?

C型肝炎ウイルスは主に感染している人の血液に触れることによって直接感染します。例えば、今後、以下のようなことがあった場合に新たに感染する危険性があります。

・注射器を用いて覚せい剤、麻薬等を使用した場合
・C型肝炎ウイルス陽性者が使った注射器・注射針を適切な消毒などをしないで注射を受けた場合
・C型肝炎ウイルス陽性者からの輸血、臓器移植等を受けた場合
 また、以下の場合にも感染する可能性があります。
・血液透析を受けている場合
・頻繁に血液に触れる(特に針刺し事故など)保健医療従事者の場合
・C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供の場合(ただし、少ない)
・C型肝炎ウイルスに感染している人と性交渉があった場合(ただし、まれ)
・C型肝炎ウイルス陽性者の血液の付着したカミソリや歯ブラシを共用した場合
(「詳Q11」参照 )

詳Q15:C型肝炎ウイルスは医療行為(歯科医療含む。)で感染しますか?

 現在、日本で行われている医療行為(歯科医療含む)でC型肝炎ウイルスに感染する可能性はまれと考えられています。しかし、血液透析を受けている方は、施設内での感染が発生しており、医療機関における感染予防が重要な問題となっています。

詳Q16:C型肝炎ウイルスは性行為で感染しますか?

 性行為で感染する可能性はまれとされていますが、他の性行為感染症の予防にも効果があるコンドームの使用をお勧めします。

詳Q17:C型肝炎ウイルスは家庭内で感染しますか?

 家庭内での感染可能性はまれといわれています。もし家庭内で感染が起こるとすれば、それは感染者の血液に直接触れたような時だけですから、歯ブラシやカミソリなどを共用するのはやめましょう。

詳Q18:C型肝炎ウイルスは輸血で感染しますか?

 C型肝炎が発見され初期の検査法が導入される平成元年(1989年)までは、輸血された方の8.7%に非A非B型肝炎が発生していました。この肝炎のほとんどがC型肝炎であったと考えられます。初期の検査法が導入された平成2〜3年(1990〜1991年)には0.5%、改良された検査法が導入された平成4〜11年(1992〜1999年)には0.1%以下となっています。平成11年(1999年)からは更に新しい検査法(核酸増幅検査:NAT)を導入したため、安全性は更に向上しています。

詳Q19:献血血液の安全性向上のためにどのような予防対策が取られていますか?

 現在、献血時の問診、献血された血液のC型肝炎ウイルス抗体検査及びC型肝炎ウイルスRNA検査(抗体検査陰性の場合)を行っており、感染した血液が使用されることのないように最善を尽くしていますが、それでも、感染後、ごく早期(ウィンドウピリオド)の検体については見逃してしまうことがあります。今後、更に有効な検査法の開発が期待されます。
 血液センターでは、医療に必要な血液の安全性を高めるために、献血血液すべてについていろいろなウイルス等の感染予防のために厳しい検査を行っています。しかし、ウィンドウピリオドでは検査でウイルスが見つからないため、その血液が輸血医療に使用され、患者さんにとって重大な結果を招いてしまう恐れがあります。こうした理由により、C型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルス、人免疫不全ウイルス等の検査目的での献血は絶対に避けてください。


妊娠と授乳

詳Q20:妊婦はC型肝炎ウイルス抗体を検査しなければいけませんか?

 妊娠しているからといって、C型肝炎ウイルスに感染する危険が増えるわけではありません。もし妊婦でC型肝炎の危険因子を持っているようなら、一般の方と同様にC型肝炎ウイルス検査をお勧めします。

詳Q21:C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供への感染のリスクはどのくらいですか?

 C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供100人のうち、およそ2人から10人が感染しているとされています。この感染は出産のときに起こり、今のところ、予防法も治療法もありません。感染を受けた子供の多くは、無症状です。この子供に何らかの問題が生じるかどうかは、今後のいろいろな研究結果を待たねば分かりません。現在、C型肝炎ウイルスに感染した子供に対する治療法について標準的な治療法は確立されていません。ALT値が上昇した子供は、C型肝炎ウイルス関連疾患の子供の治療に詳しい専門家の精密検査を受診することをお勧めします。

詳Q22:C型肝炎ウイルスに感染している母親からの授乳には注意が必要ですか?

 授乳でC型肝炎ウイルスが感染したとの報告はありません。ただし、C型肝炎ウイルス陽性の母親で乳首に傷があったり、出血している場合は、感染する可能性があるので、傷などが治るまで授乳を控えてください。

詳Q23:C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供には検査が必要ですか?

 C型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子供には、母親の胎盤を通して移行するC型肝炎ウイルス抗体が12ヶ月ぐらいは残存していますので、生後12ヶ月まではC型肝炎ウイルス抗体検査を行っても判断ができません。もし生後12ヶ月より前に結果を知りたい場合は、生後3〜6ヶ月経ってからC型肝炎ウイルスRNA検査を行ってください。


予防

詳Q24:C型肝炎ウイルスに感染している人が他人へのC型肝炎ウイルス感染を予防するにはどうすればいいですか?

 感染している方は、

・献血をしない、臓器や組織を提供しない、精液を提供しない
・歯ブラシ、カミソリなど血液が付着するようなものを他の人と共用しない
・C型肝炎ウイルスが感染しないように、皮膚の傷を覆う
・月経血、鼻血などは自分で始末する
などを注意すれば、他人に感染させることはありません。

詳Q25:一般に血液からの感染を予防するにはどうすればいいですか?

 感染していない方が新たに感染することを予防するためには、

・非合法の薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない
・歯ブラシ、カミソリなど血液が付着しやすい個人的な器具を他の人と共用しない
・保健医療従事者は、針刺し事故などの起こさないように感染防御に常に注意する。
・入れ墨やピアスをする場合、他のだれかが使用して血液が付着した器具を使わない(使わせないこと)。
・よく知らない相手と性行為を持たない
などの注意が必要です。

詳Q26:C型肝炎ウイルスに感染している人は性行為で何に気をつければいいですか?

 性行為によるC型肝炎ウイルス感染の確率はまれとされていますが、パートナーへ感染させる確率を更に下げるためには、予防としてコンドームを使用するのが一番です。また、パートナーもC型肝炎ウイルスの検査を行うことをお勧めします。

詳Q27:C型肝炎ウイルスに感染している人は何に気をつけて生活すればいいですか?

・飲酒を控える。
・定期的に医療機関を受診する。
・かかりつけ医師が処方した薬を勝手に止めたり、かかりつけ医に無断で薬(病院、薬局、民間療法含む)を服用したりしない
等が大切です。
 なお、C型肝炎ウイルスはくしゃみ、せき、抱擁、食べ物、飲み物、食器やコップの共用、日常の接触では感染しません。また、C型肝炎ウイルス感染者だからといって、職場や学校などで差別を受けるような理由はありません。

<参考>

 ウイルス性肝炎の感染者や患者の団体があり、電話相談等も受け付けています。

日本肝臓病患者団体協議会
 〒116-0033東京都新宿区下落合3-6-21-201号
 TEL:03-5982-2150(月〜金10:00〜16:30)
 FAX:03-5982-2151
 URL:http://www.nipponroche.co.jp/tokyokanzou/
 E-mail:tokyokanzou@ma4.justnet.ne.jp

全国肝臓病患者連合会、東京肝炎の会
 〒156-0043東京都世田谷区松原1-12-3-102号
 TEL:03-3323-2260(月、水、金13:00〜17:00)
 FAX:03-3323-2287
 URL:http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/9112/
 E-mail:zenkanren@geocities.co.jp

詳Q28:C型肝炎ウイルスに感染している人はA型やB型肝炎の予防接種を受けた方がいいですか?

 C型肝炎にA型肝炎やB型肝炎を合併すると、更に肝臓に対する負担が大きくなる可能性があります。また、C型肝炎ウイルスに感染する可能性の高い人は、B型肝炎ウイルスについても感染の可能性が高いと考えられています。C型肝炎ウイルスに感染している人はA型、B型肝炎のワクチン接種をお勧めします。


C型肝炎ウイルス感染の長期予後

詳Q29:C型肝炎ウイルスに感染している人が、慢性肝炎、肝硬変、肝がんになる、あるいは死亡するのはどれくらいの割合ですか?

 C型肝炎ウイルスに持続的に感染している40歳以上の100人が、治療等をしなかったと仮定した場合、以下のようなデータがあります。

65〜70人が慢性肝炎。
20〜30年後に10〜16人が肝硬変。
この10〜16人のうち、5〜10人が肝硬変や肝がんで死亡。
 しかし、病気の進行は、適切な治療を行うことで進行をとめたり、遅くすることができます。また、病気の進み具合を調べることは、治療を考える上で非常に重要です。C型肝炎ウイルスに感染していることがわかった人は、必ず医療機関を受診して病気の状態の診断を受けることが大切です。

詳Q30:C型肝炎で肝臓以外に症状がでますか?

 C型肝炎ウイルス感染者の一部で肝臓以外に症状が出ることがあります。
 これらの症状は身体の自然な免疫機構が自己に対して働いて起きるものです。


C型肝炎の管理と治療

詳Q31:C型肝炎ウイルスに感染している人の治療には専門医への相談が必要ですか?

 C型肝炎ウイルスに感染している人で肝酵素(ALT、AST等)値が上昇している場合、更なる精密検査、治療法の選択の相談のために専門医を受診することが必要です。C型肝炎ウイルスに感染している人の治療を行うには、C型肝炎治療に関するあらゆる角度から最新の知識、経験によることが望ましいからです。

詳Q32:C型肝炎はどのように治療しますか?

 C型肝炎の患者の治療は、病気の進行の状態によって方法や効果などが違います。現在、C型肝炎と診断された場合、インターフェロンという抗ウイルス剤が用いられます。インターフェロンは、ウイルスの遺伝子型や量によって効果に差がありますが、効果があった場合には、繰り返し治療を行うことも認められています。ただし、インターフェロンによりC型肝炎ウイルスの排除(治癒)に成功するのは、全体では100人中約30人です。
 インターフェロンでウイルスを排除できなかった場合でも、肝酵素(ALT、AST等)値が正常範囲を超えて上昇している場合には肝臓を庇護(ひご)する治療を行い、肝臓の細胞がウイルスによって損傷されることを予防することで、肝硬変や肝がんになることを予防したり、遅らせたりする治療が行われます。

詳Q33:治療費用はいくら位かかりますか?

 最も高額のインターフェロン治療を行った場合の医療費は1ヶ月当たり数百万円程度かかります。その他にも検査や肝臓を保護する治療等が行われます。一般的に治療等に必要な医療費は医療保険が適用されますが、治療費が高額になった場合は、高額療養費制度の対象となりえます。この場合の1ヶ月当たりの自己負担額の限度額は、所得によって異なりますが、一般的には63,600円(所得の高い方は121,800円)に一定の限度額を超えた医療費の1%となります。ただし、低所得者の場合は35,400円が自己負担の限度額となります。また、他の病気の治療を同時に行っている場合等には、どこまでがこの制度の対象となるか等の判断も必要になりますので、この制度の詳細や対象となる治療の範囲、手続き(申請は、治療を受けている人が行うことになります)等は、主治医にお訊ね下さい。

詳Q34:インターフェロン療法は効果がありますか?

 インターフェロン単独での有効率は平均すると約30%ですが、欧米では抗ウイルス剤であるリバビリンという薬と併用することにより約35〜45%の有効率を示すといわれています。現在、インターフェロン療法の更に効果的な方法やその他の治療方法の開発について、研究開発が行われている段階です。

詳Q35:リバビリンとインターフェロンの併用療法を受けることが出来ますか?

 現在、日本ではリバビリンは薬事法上承認をされていない薬ですので、リバビリンとインターフェロンの併用療法を受けることは出来ません。
 日本でも、平成9年(1997年)からリバビリンとインターフェロンの併用療法の臨床試験が始まっており、我が国でも有効性と安全性等が確認されれば承認され、治療に活用されることとなります。

詳Q36:インターフェロン療法の副作用にはどのようなものがありますか?

 多くの患者さんにはインフルエンザ様の症状(発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身けん怠感、食欲不振等)が治療開始後早期にみられます。
 しかし、これらの副作用は治療を続けていくと軽くなっていきます。
 インターフェロン投与中には時に色々の副作用が見られますので、主治医とよく相談しながら治療を行いましょう。特に注意するべき副作用としては、1〜2%にみられる「うつ状態」です。これは、不眠や不安感等から始まります。
 なお、妊婦はインターフェロンによる治療は、十分な安全性が確認されていないので普通は行いません。
 インターフェロンによる治療は、これらのことに詳しい専門医、あるいはその協力の下に行うことが望ましいといえます。

詳Q37:インターフェロンによる症状や副作用を軽減する方法にはどのようなものがありますか?

 どういう副作用が出たか、担当医に話しましょう。副作用の一部はインターフェロンを夜に投与したり、減量したりすることによって、減らすことが出来ます。また、インフルエンザ様の症状は、鎮痛解熱薬を投与することによって軽減できます。

詳Q38:インターフェロン療法は子供にも行えますか?

 C型肝炎に適応を持つインターフェロンの子供等への使用については、使用経験が少なく安全性が確立していません。
 また、子供の場合は病気の進行が遅く、直ちに治療を行う必要性は低いという意見もあります。いずれにしても、主治医とよく相談して下さい。


遺伝子型

詳Q39:ウイルスの遺伝子型とは何ですか?

 遺伝子型とは微生物やウイルスの遺伝子構成の違いを表しています。C型肝炎ウイルスには大きく分けると6つの遺伝子型が確認されています。

詳Q40:C型肝炎に感染している人の治療にはウイルスの遺伝子型を調べる必要がありますか?

 あります。これはウイルスの遺伝子型とインターフェロンの治療効果に関係があるためです。
 日本では、遺伝子型1b(II)が約70%、2a(III)が約20%、2b(IV)が約10%にみられますが、インターフェロンで治療を行うと1bでは20%弱の人が、2aでは約60%以上の人で、2bでは約40%以上の人でC型肝炎ウイルスが排除されて肝臓病が改善するというデータがあります。
 以上のように、C型肝炎ウイルスの遺伝子型の検査は臨床的に有用です。
 なお、遺伝子型は一度確認すれば、再度検査する必要はありません。感染が続く間、別の遺伝子型のウイルスに感染しない限り遺伝子型が変わることはありません。

詳Q41:なぜ多くの人で感染が持続するのでしょうか?

 一般的には、ウイルスに対する免疫機能が働いてウイルスの増殖を抑えたり、排除したりすることができるのですが、C型肝炎ウイルスの場合はウイルスが感染中に変異してしまう率が高いこともあって、ウイルスを排除するのに十分な免疫機能が働かないと考えられています。しかし、詳しいメカニズムはまだ十分に解明されていません。また、感染を予防するための有効な薬(例えば、免疫グロブリンやワクチン)も現在のところはありません。

詳Q42:違う遺伝子型のC型肝炎ウイルスに感染しますか?

 感染します。ある遺伝子型のウイルスの感染により抗体ができても、違う遺伝子型のウイルスによる感染を防御することはできません。


C型肝炎と保健医療従事者

詳Q43:針刺し事故によるC型肝炎ウイルス感染のリスクはどのくらいですか?

 C型肝炎ウイルス陽性血液に汚染された針刺し事故等の後、約1.8%前後の保健医療従事者がC型肝炎ウイルスに感染しています。(幅0%〜10%)

詳Q44:C型肝炎ウイルス陽性の血液に触れた保健医療従事者はどのように経過観察すればよいですか?

 C型肝炎ウイルスを含む血液に触れた人は、まず、その血液にC型肝炎ウイルスが入っているかどうかを検査します。
 更に、以下の様な検査を行いつつ約6ヶ月間経過をみます。

・接触直後のC型肝炎ウイルス抗体検査、ALT検査
・一定の間隔ごとのC型肝炎ウイルスRNA定性検査、ALT検査。
 なお、感染予防薬として有効なものはありません。

詳Q45:C型肝炎ウイルスに感染した保健医療従事者は仕事上の制限を受けますか?

 受けません。C型肝炎ウイルスに感染した保健医療従事者を制限するようなものはありません。感染を受けた保健医療従事者から患者へ感染するリスクはまれです。すべての保健医療従事者と同じように、C型肝炎ウイルス感染保健医療従事者も厳格な無菌操作と、手洗いを行うなど、基本的な予防措置に心がけ、注射針など鋭い器具による外傷を負わないように気をつける必要があります。

<参考文献>

1. 非A非B型肝炎の予防、疫学に関する研究報告書(吉澤ら、厚生科学研究費補助金新興・再興感染症研究事業、2000年4月)

2. 非A非B型肝炎の臨床的総合研究報告書(飯野ら、厚生科学研究費補助金新興・再興感染症研究事業、2000年4月)

3. 慢性肝炎診療のためのガイドライン(社団法人日本肝臓学会、2000年)

4. ウイルス肝炎(吉澤・飯野共著、1998年2月)

5. HCV抗体の知識(財団法人ウイルス肝炎研究財団、1998年6月)

6. Consensus Statements on the Prevention and Management of Hepatitis B and Hepatitis C in the Asia-Pacific Region(Journal of Gastroenterology and Hepatology, Volume 15 Number 8 August 2000)

7. Recommendation for Prevention and Control of Hepatitis C virus (HCV) Infection and HCV-Related Chronic Disease(Centers for Disease Control and Prevention, October 1998)

8. Hepatitis C, question & answer manual(Canadian Liver Foundation, April 2000)


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